インタビュー
学生時代について教えてください
大学では、人文系の学部で、文学や映画などの批評を学んでいました。子どもの頃から小説が好きで、今でも常にカバンの中には本があります。また、舞台鑑賞が好きで、大学時代は、アルバイト代の殆どを舞台のチケット代に費やしていました。演劇やミュージカル以外にも、歌舞伎や文楽なども見ます。好きが高じてアルバイトも、劇場のレセプションやクロークなど、芝居に関わることでしたね。
また、中学からオーケストラでホルンを吹いており、大学のサークルでは年数回の演奏会に向けて毎日のように練習をしていました。
今、どのような仕事をしていますか
入社時から、設計事務所への営業を担当する部署に所属し、主に都内近郊の設計事務所を廻っています。
建築の設計を担当する設計者にアプローチし、設計のお手伝いをすることで、将来的にコトブキシーティングの製品を受注しやすくする、といった営業です。当初は建築の知識がないため「出来るかな」と不安でしたが、一つずつ先輩方に教えていただきながら仕事を覚えていきました。
設計者とひとくくりにいっても、大きな組織事務所や建設会社(ゼネコン)の設計部、個人事務所などいろいろなお客様がいらっしゃいますし、プロジェクトの状況もさまざまなので、臨機応変に対応するよう心掛けています。
コトブキシーティングの仕事の魅力や、やりがいについて教えてください
大学時代のオーケストラサークルでは、幸運なことにサントリーホールや東京芸術劇場など、都内近郊の有名なホールで演奏をさせてもらう機会が多くありました。ちょうど今、そのなかの一つのホールをリニューアルするという計画が出てきて、楽しみにしているところです。とても思い入れのあるホールなので、うまく仕事につなげられるよう頑張りたいと思います。 今でも頻繁に劇場に足を運ぶのですが、入社してからは必ずイスのメーカーをチェックするようになりました。職業病ですね(笑)
今後の目標について、教えてください
コトブキシーティングの仕事は、一つのプロジェクトの期間が長いので、まだ自分の携わった施設にイスが納品されたという経験が多くありません。ですが、近い将来、自分が携わった劇場で好きなお芝居を見られたら、たまらなく嬉しいですね!
1日のスケジュール
09:00
出勤
朝一の会議や外出がない日は、フレックスを利用して時差出勤をすることが多いです。
10:00
資料作成、社内打合せ
お客様からの要望に合わせ、製品の提案書や比較表、納入事例をまとめた資料や見積書などを作成します。必要に応じて、現場を担当する営業部署や、製造部との打ち合わせで物件の現状を共有したり、金額を決めたりします。
12:00
昼食
営業開発部では、その時にオフィスにいるメンバーで近隣にランチに行くことが多いです。御茶ノ水周辺は飲食店が多いので、食べるものには困らずありがたいです。
13:00
お客様との打合せ
設計者との打ち合わせに使う図面やカタログは、一緒に見てもらいながらの方が説明しやすいので、リモートよりも直接伺うことが多いです。また、打ち合わせがなくても新しい資料が出た時に持っていくこともあります。お相手の方が上のポジションの時や、プロジェクトの規模が大きい時は上司に同行をお願いしてもらうこともありますが、基本は一人で動くことが多いです。
16:00
資料作成、社内連絡
お客様との打ち合わせで宿題を持ち帰った時には、資料を作成します。図面や見積を求められた場合には製造部へ依頼をかけて、期限内に提出できるようスケジュールを組み立てます。
※このインタビューは、2023年に行われました。