社員を知る

製造本部 移動観覧席ビジネスユニット
2019年入社(新卒) 芸術学部 デザイン学科 建築デザイン専攻

インタビュー

学生時代について教えてください

私はインドネシアのジャカルタ出身です。子どもの頃から日本という国に興味があり、2013年に留学生として来日しました。日本語学校に通った後、大学に進学して建築デザインを学びました。大学時代は友人と一緒に、日本各地の建築を見に旅行に出かけましたね。日本らしい神社仏閣などの木造建築から近代建築まで、たくさんの建築を巡りました。その中でも特に、安藤忠雄さんの建築は印象的でしたね。また、人と話すのが好きなので、大学周辺のコミュニティイベントによく参加していました。日本とインドネシアとの文化の違いや共通点を発見するのが楽しかったです。

今、どのような仕事をしていますか

入社してから今まで、移動観覧席という、収納することのできる階段状の客席を設計する部署に所属しています。営業がお客様に提出するための図面の作成が主な業務です。営業からの依頼を受け、各部のサイズやイスのタイプ、標準品なのかカスタマイズ品なのか、どのような図面が必要なのかを確認し、必要があれば作図前に営業と打ち合わせを行います。作図後は、仕様欄や図面の再確認を行い、先輩や上司にも確認してもらいます。移動観覧席は他の製品群とは少し異なり特殊な部分が多いので、確認項目も多いのです。最初は製品を理解するのにも苦労しましたが、周りの人に教えてもらいながら学びました。お客様にとっていちばんベストな提案が常にできるように、日々勉強ですね。

コトブキシーティングの仕事の魅力や、やりがいについて教えてください

日本に留学した時から芸術に触れることが多く、音楽から演劇、ミュージカルまで幅広い舞台を観てきました。その時はコトブキシーティングのことは知りませんでしたが、座り心地の良いイスやデザイン性の高いイスには興味を持っていました。入社後、初めて携わった施設に見学に行った時は、本当に感動しました。観覧席そのものが前方に動くという特殊なもので、苦労も多かったのでなおさらです。自分が提案したイスが実際に製品となりお客様が使ってくれる、という仕事はとても魅力的ですよね。

今後の目標について、教えてください

もうすぐ入社5年目に入ります。図面を描くスピードや営業への提案など、新入社員のころに比べたら、自分の成長を実感できることが多くなりました。ですが、まだまだ勉強することが多いです。移動観覧席以外の製品についても詳しくなりたいですね。また、コトブキシーティングは海外の仕事も多いので、そういった仕事も任せてもらえるよう、もっと多くの知識を身に付け、経験も積んでいきたいです。海外のプロジェクトで、技術的なスキルに加えて英語やインドネシア語も活かして働くのが目標ですね。

1日のスケジュール

05:30

起床

朝の礼拝をします。その後、朝食とお弁当の準備をします。

06:45

出勤

電車とバスを使って通勤しています。

08:00

出社

会社に着いたらまずコーヒーを飲み、仕事のスイッチを入れます。

08:30

メールチェック

前日に届いているメールのチェックや作業中のプロジェクトの依頼状況などを確認します。

09:00

朝の部内会議

毎朝、部内会議を行い、今日一日のスケジュールを確認・共有します。

10:00

設計業務

午前中は図面を書いたり、資料を確認したりする業務が多いです。

12:00

昼食

コロナ禍になってからは、自分の席で作ってきたお弁当を食べることが多いです。たまにコンビニで買ってくることもあります。昼食後は、お昼の礼拝をします。

12:45

昼の部内会議

毎日、その日に受け付けした営業からの依頼について、部内で確認・読み合わせを行います。

13:00

製品確認や打ち合わせ

午後は、工場内での製品確認などの作業や、設計するにあたっての打合せをする業務が多いです。

17:35

退勤

通常は定時で帰るようにしていますが、繁忙期には少し残業することもあります。

19:00

帰宅

帰宅後はリラックスした時間を過ごしています。実家の家族との電話は毎日欠かせません。

21:30

就寝

※このインタビューは、2023年に行われました。